NAP internal-4 ~ 予期しない検疫チェックの結果: DHCP サービスのタイムアウト編 ~
本記事は 2010 年 6 月 21 日に公開された記事を本ブログに移行した記事になります。
NAP に関するお問い合わせの中でも多いのが、「予期せずクライアントが隔離されてしまった」「隔離されるはずのクライアントが、フルアクセスを許可されてしまう」といったものです。
今回はその中から、DHCP 検疫を使用している場合に、NPS サービスの検疫結果を待たずに DHCP サービスがタイムアウトしてしまう事例をご紹介します。
- DHCP 検疫の仕組みの概要DHCP 強制クライアントが有効に設定されているクライアントでは、DHCP サーバーにリクエストを送信する際に、クライアントの正常性ステートメント (SoH) の情報を含めます。このリクエストを受け取った DHCP サーバー上の DHCP サービスは、NPS サービスに SoH を引き渡し、検疫チェックを要求します。
DHCP サーバーと ...