Hyper-V 仮想マシンのディスクで MPIO をご利用いただく場合のサポート構成について

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームです。今回は、Hyper-V 仮想マシンのディスクで MPIO をご利用いただく場合のサポートされる構成やサポートされない構成についてご紹介させていただきます。 対象OS バージョン:Windows Server 2012, all versionsWindows Server 2012 R2, all versionsWindows Server 2016, all versionsWindows Server 2019, all versionsWindows Server 2022, all versions Hyper-V 仮想マシンのディスクで MPIO を構成する場合にサポートされる構成:Hyper-V 仮想マシンのディスクで MPIO を構成する場合にサポートされる構成は以...

Read more

ファイルをオープンしているプロセスの特定方法について

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームの三浦です。本日はファイルをオープンしてるプロセスの特定方法について紹介させていただきます。 handle.exe についてWindows OS では、アプリケーションなどがファイルを開く際、ファイル ハンドルと呼ばれる一意の識別子を生成し、そのハンドルを使用してファイルの参照や操作を行う仕組みとなっております。そのため、ファイル ハンドルに関する情報を確認することで、ファイルをオープンしてるプロセスを特定できる場合がございます。ファイル ハンドルに関する情報は、handle.exe と呼ばれる Sysinternals Tool を使用して確認することが可能であり、今回は、handle.exe を使用してファイルをオープンしてるプロセスを特定する方法を紹介させていただきます。 ha...

Read more

Set-NetLbfoTeam -LacpTimer Slow コマンドで不整合が生じる

こんにちは、日本マイクロソフト Windows プラットフォーム サポートです。 本稿では、”Set-NetLbfoTeam -LacpTimer Slow” コマンドでレジストリ設定や動作に不整合が生じる現象についてご説明いたします。 現象LBFO (Load Balancing and Failover) の LACP モードで複数のチームを構成している環境で、LACP タイマーのモードを変更する際に、チーム名を指定せずに “Set-NetLbfoTeam -LacpTimer Slow” のようにコマンドを実行すると、複数のチームのうち 1 つのチームのみのレジストリに設定が反映されます。 チーム名を指定して “Set-NetLbfoTeam -Name Team1 -LacpTimer Slow” コマンドを実行した場合は、指定したチームのレジストリに設定が反映されます。ただし、チ...

Read more

Windows PE (WinPE) で Net Start MSiSCSI コマンドが 0x05 (ACCESS DENIED) で失敗する事象

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームです。 本記事では、ADK for Windows 11 , ADK for Windows Server 2022 の Windows PE (WinPE) にて、Net Start MSiSCSI コマンドが、0x05 (ACCESS DENIED) で失敗する事象についてご紹介させて頂きます。 概要ADK for Windows 11 , ADK for Windows Server 2022 の Windows PE (WinPE) にて、Net Start MSiSCSI を実行した場合、0x05 (ACCESS DENIED) が記録され、 MSiSCSI サービスの起動に失敗します。 図. Net Start MSiSCSI コマンド実行結果 (ADK for Wind...

Read more

Guest アカウントが有効な場合に設定アプリがクラッシュする問題

いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。Windows Commercial Support の相沢です。 今回は Guest アカウントが有効な場合に設定アプリがクラッシュする問題についてご案内いたします。 対象 OS本記事の公開時点でサポートされている OS バージョンのうち、本問題の影響を受けるのは以下となります。 Windows 10 (1607, 1809) Windows Server 2016 Windows Server 2019 なお、以下の OS バージョン以降は修正済みのため該当いたしません。 Windows 10 (20h2~22h2) ※ KB5015878 以降のパッチで修正済み Windows Server 2022 概要対象 OS において Guest アカウントを有効している場合、設定アプリ (SystemSettings....

Read more

配信の最適化 (Delivery Optimization) に関するよくあるお問い合わせ

※本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 概要本稿では Windows 10、11 及び Windows Server 2019、2022 において様々なコンテンツのダウンロードに利用される配信の最適化 - Delivery Optimization (以降 DO) について多く寄せられているご質問とその回答内容を記載しております。 詳細Q1:配信の最適化は既定で利用されますか?A1:はい、DO は既定で動作するダウンロードを行うサービスです。以下の OS バージョン以上で、動作します。 クライアント OS : Windows 10 Vesion 1511サーバー OS : Windows Server 2019 また DO によるダウンロードをサポートする製品については、以下の公開情報をご参照ください。 配信の最適化でサポートされるダウンロード コンテ...

Read more

Windows Server 2012 、 2012 R2 からの移行、アップグレードにあたって考慮事項等まとめ

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームです。 Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 が 2023 年 10 月にサポート終了を迎えるにあたりドメイン コントローラー のアップグレードを検討されているお客様も多いのではないでしょうか。実際にそうしたアップグレードに関するお問い合わせも、弊社に多くいただいておりますので、今回は Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 からのアップグレードにあたって留意することや、手順等についてまとめたものを本記事でご紹介できればと思います。 更新プログラムについての考慮事項 Windows Server 2012 、 201...

Read more

Active Directory の機能レベルを上げる際の影響について

本記事は、2018年12月12日に公開された記事を元に本ブログへ移行したものです。元の記事の最新の更新情報については、本内容をご参照ください。 本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームです。 Windows Server 2012 / Windows Server 2012 R2 の EOS に向けて、今後ドメイン コントローラーのアップグレードを計画されるお客様も多くいらっしゃると思います。このページでは、ドメイン コントローラーのアップグレードに際し、Active Directory の機能レベルを上げる際の影響について紹介致します。 機能レベルを上げるための具体的な手順については、以下のページをご参考ください。 > [Active Directory の...

Read more

ドメイン コントローラーのバックアップとリストアについて

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームです。 Windows Server 2012 / 2012 R2 のサポート終了が近付き、ドメイン コントローラーのバージョン アップ対応を検討されているお客様も多くいらっしゃると思います。本記事では、そのようなバージョン アップ対応において、万が一作業に失敗した際に必要となる「ドメイン コントローラーのバックアップとリストア」の手順についてご案内します。具体的には、Windows Server バックアップによるシステム状態のバックアップとリストアを扱います。 スナップショット機能についての注意事項 仮想環境で運用している場合、スナップショット機能をバックアップとして運用しても問題ないか、というお問い合わせをいただく...

Read more

アプリケーションからメール作成画面を開く機能の利用時にアプリケーションが応答なしになる問題について

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポート チームの近藤です。本日は表題の問題についての情報をご紹介いたします。 問題の概要Microsoft Excel や他社ソフトウェア等の機能として、直接 Outlook メッセージの作成ウィンドウを開く機能が実装されている場合がありますが、この機能の利用時に、アプリケーションが応答なしになる問題が報告されております。またこの問題は “以前のバージョンの Microsoft IME を使う” 設定をオンにしていただくことで回避が可能です。 問題の詳細弊社 Excel 製品や他社ソフトウェア製品等の機能として、Outlook メッセージの作成ウィンドウを開く機能が実装されている場合があります。このような機能は MAPISENDMAILW API により実装可能ですが、アプリケーションがこちらの...

Read more