UPD 利用時に、特殊フォルダーが英語表示になる

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。こんにちは、Windows Commercial Support User Experience チームです。 今回は、日本語環境で UPD (User Profile Disk) をご利用の環境により、以下 (スクリーンショット1) のように、エクスプローラーに表示される特殊フォルダーが英語表記となる事象についてご紹介いたします。 スクリーンショット1 発生条件 UPD を利用している [次のフォルダ―のみをユーザプロファイルディスクに保存する] が有効 スクリーンショット2 回避策[すべてのユーザー設定とデータをユーザプロファイルディスクに格納する] を有効にする スクリーンショット3 発生原因以下、<a> に設定されている場合には、%USERPROFILE% 配下に表示される特殊フォルダーの名称は日本語、<...

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Azure 環境におけるフェールオーバー クラスター環境の構築について

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームの平塚です。 本記事では Azure 環境におけるフェールオーバー クラスター (以下、WSFC) の構築ポイントや展開手順例についてご紹介します。 <目次>1. 仮想 IP アドレスを使用するアプリケーションと Azure ロードバランサーの設置について2. 管理用のクラスターへのロードバランサーの必要性について3. ハートビート通信の閾値について4. Azure 環境での WSFC の構築例 1. 仮想 IP アドレスを使用するアプリケーションと Azure ロードバランサーの設置についてAzure の VM では Azure 仮想ネットワークから割り当てられた IP アドレスのみを使用できま...

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Windows 11 Pro エディションで Credential Guard の機能が有効と表示される問題について

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームです。 今回は、Windows 11 の Pro および Pro Education エディションで、本来サポートされていない Credential Guard の機能が有効と表示される問題についてご案内いたします。 以下の公開情報にも記載されている通り、Credential Guard は Windows の Enterprise および Education エディションでサポートしており、Pro および Pro Education エディションではサポートしておりません。 Credential Guard の概要※「Windows エディションとライセンスに関する要件」の項目をご参照ください。 しかしながら、Windo...

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Direct Memory Access remapping (DMA-R) が有効化されている環境にて ハング アップ、Bugcheck 0x1DB が発生する問題

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフト Windows サポートチームです。 今回は、Direct Memory Access Remapping (DMA-R) が有効化されている環境にて OS のメモリ マネジメントの不具合に起因し、デッドロックが発生する問題についてご案内いたします。本不具合により、OS のハングアップまたは、Bugcheck 0x1DB (IPI_WATCHDOG_TIMEOUT) が発生する可能性がございます。この記事では、本問題の概要と対処策について説明します。 対象OS Windows 11 21H2 Windows 10 21H2、22H2 Windows 10 LTSC (2016,2019,2021) Windows Server 2016 Windows...

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ドメイン コントローラーの構築時に言われないと気付かないこと

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームです。ドメイン コントローラーは多くの組織で利用されておりますので、今までドメイン コントローラーの設計や運用に関わったことがなかったものの、急に担当することになってしまったという方も多いのではないでしょうか。 今回は、そのような方向けに、これからドメイン コントローラーを新規で構築する際に、言われないと中々気付きにくいことについて、紹介させていただきます。後から予期しないトラブルに直面することを避けるためにも、構築時から問題の起きにくい構成を目指していきましょう! 非推奨の話※ 以下の構成は推奨しておりませんが、この構成においてサポートをお断りすることはございません。ただし、最終的に構成変更以外の対処が難しい場合もございます...

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Active Directory と DNS サーバーのデッドロック

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームです。 今回は、サーバーの再起動後、Active Directory と DNS サーバーがデッドロックの状態に陥り、Active Directory と DNS サーバーがお互いに起動しない事象について紹介します。この記事では、事象の詳細な原因と対処策について説明します。 原因ドメイン コントローラーは OS の起動時、起動までの間に変更された最新のデータベース情報を取得するために初期同期と呼ばれる処理を実施し、これが完了するまでは Active Directory としての機能を提供いたしません。 この時ドメイン コントローラーは複製パートナーとの通信を実施するために、DNS 名前解決を試みます。一方、DNS サー...

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ドメイン環境で使用されるポートについて

こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームです。 ドメイン コントローラー (DC) を外部からの攻撃から保護するため、DC とクライアント並びに DC 間にファイアウォールを設けたいと考えることがあるかと思います。しかし、だからといって何でもファイアウォールでブロックしてしまうと、ログオンや DC 間の複製までもができなくなってしまいます。そのため、ファイアウォールにてポートやサービスの例外を設定して、Active Directory 環境として必要な通信を許可する必要があります。 今回は Active Directory 環境で必要となるポートについてまとめてみました。 1. ドメイン メンバーが利用するポートドメインのメンバーがドメインに参加する、またはドメインにログオンする際には、そのドメインの DC と通信する必...

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ユーザー プロファイル (C:\Users\<ユーザー名>) のフォルダー名が日本語(ダブル バイト文字)になる

今回は「Microsoft 365 のユーザーの表示名に日本語を設定していると、ユーザー プロファイル (C:\Users<ユーザー名>) のフォルダー名が日本語 (ダブル バイト文字) になる動作」について紹介します。 事象以下の条件をすべて満たした場合、ユーザー プロファイルのフォルダー (C:\Users<ユーザー名>) のユーザー名の部分が日本語 (ダブル バイト文字) となります。 Microsoft 365 のユーザーの表示名で日本語 (ダブル バイト文字) を設定する。 対象のユーザーで Azure Active Directory 参加しているコンピューターにログオンする。 つまり、Microsoft 365 でのユーザーの表示名を “マイクロソフト” とした上で、Azure Active Directory 参加しているコンピューターにログオン...

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UWP アプリに関する事象への初動対処について

こんにちは。Windows サポートチームです。今回は、UWP アプリに関する問題が発生した際にお試しいただける対処方法についてご紹介させていただきます。 ■ 対象 OSWindows 10 以降 / Windows Server 2016 以降 ■ UWP アプリとはUWP アプリとは Windows で動作するアプリの種類の一つを指しており、例として、スタートメニューや検索ボックス、Microsoft フォトアプリや付箋アプリ等が UWP アプリとして標準で搭載されています。Windows には既定で様々な UWP アプリのパッケージがプロビジョニングパッケージとして組み込まれており、ユーザーの初回ログオン時 (プロファイルの作成時) には、プロビジョニングパッケージからそれぞれの UWP アプリのインストールが実行されます。 また、Windows に標準搭載されている UWP ア...

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リモート デスクトップ仮想化ホスト利用時に必要なライセンスについて

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポート チームの佐々木です。 リモート デスクトップ仮想化ホストについてリモート デスクトップ仮想化ホスト (以下、RD 仮想化ホスト) は、リモート デスクトップ サービス (以下、RDS) の役割サービスの一つです。リモートデスクトップセッションホスト(以下、RD セッションホスト)はサーバーOSに対して3セッション以上のリモートデスクトップ接続を行うための役割ですが、RD仮想化ホストは、リモートデスクトップ接続ブローカーを経由して仮想化されたクライアントOSに対してリモートデスクトップ接続を行います。 必要なライセンスについてまず、RDセッションホストに対してリモートデスクトップ接続を行う場合は、RDS CALが必要となります。RDSCALはRDセッションホストに対してリモートデスクトップ接続を行っ...

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