グループ ポリシーを用いたデバイスのアクセス制御について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。  こんにちは、Windows サポートチームです。 情報漏えい等の観点から、リムーバブル デバイスへのアクセス制限を行いたいといったお問い合わせが多く寄せられますが、アクセス制御はどのような方法があるのかをご説明させて頂きます。USB ストレージデバイスなどといったリムーバブル デバイスを特定のユーザや端末でアクセス制限を設けたい場合、グループ ポリシーを用いてアクセス制限を行うことができます。アクセス制限の方法は、大きく分けて以下の 2 種類があり、それぞれの機能について説明します。 – デバイスのインストール制御– リムーバブル記憶域へのアクセス制御 ■ デバイスのインストール制御このポリシーは、Windows Vista 以降で有効であり、デバイスドライバのインストールを制限します。動作するタイミングは、デバ...

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Windows Server バックアップでのリストアディスクの選択について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 不慮の事態に備え、定期的にバックアップを取ることが一般的となっているほか、変更作業の前に念のためにバックアップを取っておくなど、日々の運用の中でバックアップは地味ながら大きな役割を担っています。マイクロソフトでは、Windows Server の標準のバックアップソフトとして、Windows Server バックアップの機能をご用意しております。今回は、この Windows Server バックアップで取得したバックアップ データをリストアする際の、ディスクの選択についてご説明したいと思います。 Windows Server バックアップとリストア Windows Server バックアップは、その名称の...

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Windows Server バックアップを取る際に警告が出る事象について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 今回は、クォータを設定したボリュームのバックアップを Windows Server バックアップで取る際に警告がでる事象についてご説明させていただきます。 クォータ設定とは?複数のユーザが共有するコンピュータにおいて、各ユーザが自由に利用できるハードディスクの容量の上限を設定することです。OS の機能として提供されており、ファイル サーバー リソース マネージャー(FSRM) という機能の中のひとつです。詳しくは以下のリンクをご参照ください。 ファイル サーバー リソース マネージャー(FSRM)の概要 発生事象Windows Server バックアップを利用したバックアップで、クォータを設定したボリ...

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Windows Server Backup でバックアップ先に RDX を利用する場合の注意事項

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 今回は Windows Server Backup でバックアップ先に RDX (Removable Disk Exchange System) を利用する場合の注意事項についてのお話です。 Windows Server Backup は Windows Server 2008 以降の OS に標準で提供されているバックアップ機能です。本機能にて、事前にシステム全体のバックアップを取得することで、サーバ障害時にシステム全体の復旧を行うことが可能になります。また、RDX とは HDD をフロッピーディスクのようにドライブから着脱可能にし、HDD を持ち運びできるようした装置になります。着脱が可能ですので、H...

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Windows Server 2012 以降でのデフラグ処理とスラブ統合の動作について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 ■ デフラグ処理とは? デフラグ処理は、ハード ディスクに保存されたデータの配置を整理し、最適化を行うことを指します。最適化を行うと、より効率的にファイルの作成やファイルへのアクセスができるようになります。 最近では仮想技術が進歩し、シン プロビジョニング対応ディスク (仮想プロビジョニング対応ディスク) が普及してきました。シン プロビジョニング対応ディスクでは、必要な量の記憶域が必要なタイミングでストレージから割り当てられる動作をとるため、従来のデフラグ処理を行う必要がありません。一方で、ストレージから記憶域を割り当てられる記憶域を効率的に利用するために、スラブ統合という概念が生まれました。 ...

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vssadmin コマンドでシャドウ コピーが削除できない場合の対処方法について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 最近、ローカル ドライブに保存されているシャドウ コピーのデータを削除したいが行えないというお問い合わせをいただきました。実は、シャドウコピーにはいくつかの種類があり、特定のシャドウ コピーに対しては特定のツールを使わないと削除できない場合があります。いただいたお問い合わせの現象や背景を踏まえて解説します。 現象Windows Server OS にて、ローカル ドライブにバックアップデータを保管している。共有フォルダへのバックアップとは異なり、複数のバージョンのバックアップ データが保管されていることを確認した。空き領域の確保のため古いシャドウ コピーを vssadmin delete shadows ...

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VSS Writer がすべて消失する事象について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 弊社では、Windows Server バックアップでのバックアップ取得に失敗するというお問い合わせを多くいただいております。原因は様々ございますが、今回のブログではVSS Writer が全て消失してしまうことによりバックアップが取得できない、という事例についてご紹介したいと思います。もし、お客様の環境で Windows Server バックアップによるバックアップが取得できない事象が発生している場合は、この事例に合致するかご確認ください。合致する場合は比較的容易に改善が可能ですので、対処方法をお試しください。 VSS Writer とは?VSS Writer とは、ボリューム シャドウ コピー サービス (V...

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wbadmin delete backup コマンドでバックアップ フォルダーが消える

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 皆さん、下記のような運用シナリオを検討したことはありませんか。 Windows Server バックアップを使用し、過去 2 世代分以上のバックアップを保持している状態で、バックアップデータを保存しているディスクの空き容量を増やしたい。 最新世代のバックアップのみ残し、古い世代のバックアップをすべて削除したい。 上記のような運用シナリオの場合、条件次第でバックアップデータがすべて消失し、リストアができなくなる可能性があります。これからご紹介する現象の詳細及び対処方法を参考にしていただければ幸いです。 現象について オプション keepversions:1 と -backupTarget...

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VSS System Writerが表示されずバックアップに失敗する

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 現象Windows Server で、System State のバックアップを行うとバックアップに失敗する。vssadmin list writers コマンドにて VSS ライタの状況を確認すると”System Writer” が表示されていない。“System Writer” が表示されない現象は、以下の要因があげられます。 主な要因について ファイルのアクセス権が何らかの理由で失われている場合 ライターをホストするプロセス、または、COM+ Event System サービスが稼動していない場合 サービスのセキュリティ権限が何らかの理由で失われている場合 VSS ...

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Windows Server 2016 への Hyper-V 仮想マシンの移行について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。サーバーのOSをアップグレードする際、 Hyper-V 上に構成された仮想マシンも新しい OS に移行する必要がありますが、どのように移行すればよいか困ったことはありませんか?今回はよくあるお問い合わせの一つとして、 Windows Server 2016 の Hyper-V へ仮想マシンを移行する手順についてご紹介いたします。 Windwos Server 2016 では Hyper-V の構成バージョンとして 5.0 以降をサポートしています。構成バージョン 5.0 以降となるホスト OS は、 Windows Server 2012 R2 以降となります。そのため移行元の仮想マシンを作成された環境によって、...

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