フェールオーバークラスター環境における仮想マシンリソースの予期せぬシャットダウンについて

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。本日は、フェールオーバー クラスターの環境にて、仮想マシンリソースのオフライン時に予期せぬシャットダウンが発生する事象について説明いたします。 事象仮想マシンにて予期せぬシャットダウン (EventLog(イベントID:6008)) が発生する 発生条件フェールオーバー クラスター マネージャーの仮想マシンリソースのプロパティにて「クラスター制御されたオフライン操作」が「シャットダウン」に設定されており、かつ仮想マシンの状態が以下の 1 または 2 である場合 仮想マシンの画面がロックされている (ロック画面の状態) シャットダウン権限のない一般ユーザーがログオンしている トリガーフェー...

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Windows Server 2016 のクラスターの検証について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。 Windows Commercial Storage & High Availability チームの石田です。Windows Server 2016 にてクラスターを構成されている環境でクラスターの検証を実施する場合、以下の動作が変更となりました。 [Windows Server 2012 R2 以前] 構成の検証ウィザードにて “記憶域の状態確認” 画面にて検証を行う 対象のクラスターディスクの選択を行います。 指定したクラスターディスクは、検証中にオフライン・オンライン操作が行われており、サービス停止を伴うため、対象ディスクを利用しているサービスは事前に停止した状態での実施を推奨しております。 [Windows Server 2016] 構成の検証ウィザードの “記憶域の状態確認” 画面...

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ディスク クリーンアップ ツールについて

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。  こんにちは、日本マイクロソフト Windows サポートの高谷です。 ドライブの空き容量が少なくなってきたとき、ディスクの拡張を検討される方が多いと思いますが、ディスクの拡張以外の方法として、ドライブ内の不要なデータを削除するという方法もあります。こんなとき、ディスク クリーンアップ ツール “cleanmgr.exe” を利用すれば、不要なデータの削除を行うことができます。今回はディスク (ドライブ) の容量を効率的に利用するためのツールであるディスク クリーンアップ ツール“cleanmgr.exe” のご紹介をします。 ■ ツールの使い方と削除項目の選択 コマンド プロンプトで cleanmgr.exe を呼び出すことで実行できます。以下に手順についてご紹介いたします。//ディスク クリーンアップ手順 ...

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WindowsServerバックアップ時に出力されるDisk153 の警告イベントについて

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 今回は Windows Server バックアップ時に記録される Disk 153 の警告イベントについてお伝えさせていただきます。 Windows Server バックアップとは?まずは、Windows Server バックアップについてですが、本機能は Windows Server 2008 から OS に標準で付属しているバックアップ機能です。システム状態やデータのバックアップ、システム全体の回復を行うためのベア メタル回復などの機能を提供します。 Windows Server バックアップでバックアップを行うと、バックアップ データは vhd ファイルに保存されます。バックアップ処理中は、OS が v...

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グループ ポリシーを使用してリムーバブル デバイスのアクセスを制御する方法

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。  こんにちは、Windows サポートチームです。 昨今、情報漏えい対策の一環として多くのお問い合わせをいただいておりますグループ ポリシーを使用してリムーバブル デバイスを制御する方法についてご紹介させていただきます。グループ ポリシーを使用してリムーバブル デバイスを制御する方法は大きく分けると以下の 2 点の方法がございます。 – グループ ポリシーを使用してリムーバブル デバイスのアクセスを制御する方法 本項ではこちらの方法についてご紹介させていただきます。 – グループ ポリシーを使用してリムーバブル デバイスのインストールを制御する方法 こちらにつきましては以下のページでご紹介させていただいております。 「グループ ポリシーを使用してデバイス インストールを管理する」URL : https://l...

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グループ ポリシーを用いたデバイスのアクセス制御について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。  こんにちは、Windows サポートチームです。 情報漏えい等の観点から、リムーバブル デバイスへのアクセス制限を行いたいといったお問い合わせが多く寄せられますが、アクセス制御はどのような方法があるのかをご説明させて頂きます。USB ストレージデバイスなどといったリムーバブル デバイスを特定のユーザや端末でアクセス制限を設けたい場合、グループ ポリシーを用いてアクセス制限を行うことができます。アクセス制限の方法は、大きく分けて以下の 2 種類があり、それぞれの機能について説明します。 – デバイスのインストール制御– リムーバブル記憶域へのアクセス制御 ■ デバイスのインストール制御このポリシーは、Windows Vista 以降で有効であり、デバイスドライバのインストールを制限します。動作するタイミングは、デバ...

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Windows Server 2012 以降でのデフラグ処理とスラブ統合の動作について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 ■ デフラグ処理とは? デフラグ処理は、ハード ディスクに保存されたデータの配置を整理し、最適化を行うことを指します。最適化を行うと、より効率的にファイルの作成やファイルへのアクセスができるようになります。 最近では仮想技術が進歩し、シン プロビジョニング対応ディスク (仮想プロビジョニング対応ディスク) が普及してきました。シン プロビジョニング対応ディスクでは、必要な量の記憶域が必要なタイミングでストレージから割り当てられる動作をとるため、従来のデフラグ処理を行う必要がありません。一方で、ストレージから記憶域を割り当てられる記憶域を効率的に利用するために、スラブ統合という概念が生まれました。 ...

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Windows Server Backup でバックアップ先に RDX を利用する場合の注意事項

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 今回は Windows Server Backup でバックアップ先に RDX (Removable Disk Exchange System) を利用する場合の注意事項についてのお話です。 Windows Server Backup は Windows Server 2008 以降の OS に標準で提供されているバックアップ機能です。本機能にて、事前にシステム全体のバックアップを取得することで、サーバ障害時にシステム全体の復旧を行うことが可能になります。また、RDX とは HDD をフロッピーディスクのようにドライブから着脱可能にし、HDD を持ち運びできるようした装置になります。着脱が可能ですので、H...

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Windows Server バックアップでのリストアディスクの選択について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 不慮の事態に備え、定期的にバックアップを取ることが一般的となっているほか、変更作業の前に念のためにバックアップを取っておくなど、日々の運用の中でバックアップは地味ながら大きな役割を担っています。マイクロソフトでは、Windows Server の標準のバックアップソフトとして、Windows Server バックアップの機能をご用意しております。今回は、この Windows Server バックアップで取得したバックアップ データをリストアする際の、ディスクの選択についてご説明したいと思います。 Windows Server バックアップとリストア Windows Server バックアップは、その名称の...

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Windows Server バックアップを取る際に警告が出る事象について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 今回は、クォータを設定したボリュームのバックアップを Windows Server バックアップで取る際に警告がでる事象についてご説明させていただきます。 クォータ設定とは?複数のユーザが共有するコンピュータにおいて、各ユーザが自由に利用できるハードディスクの容量の上限を設定することです。OS の機能として提供されており、ファイル サーバー リソース マネージャー(FSRM) という機能の中のひとつです。詳しくは以下のリンクをご参照ください。 ファイル サーバー リソース マネージャー(FSRM)の概要 発生事象Windows Server バックアップを利用したバックアップで、クォータを設定したボリ...

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