モバイル ブロードバンド接続 (LTE 等) の ”自動接続を抑止する" 手順について

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本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。

本記事は 2018 年 9 月 27 日に公開された記事を本ブログに移行した記事になります。

こんにちは Windows プラットフォーム サポートの永谷です。

今回はモバイル ブロードバンド接続 (LTE 等) の “自動接続を抑止する” 手順を紹介します。

対象環境

  • Windows 10 v1607 (RS 1) 以降の OS にてモバイル ブロードバンド接続をご利用頂いている環境

今回の Blog では、弊社サポート部門へのお問合せも数多くお寄せいただいておりますモバイル ブロードバンド接続の自動接続設定を [無効] にする設定をご案内致します。

自動的にモバイル ブロードバンド接続が行われてしまう動作を抑止したいお客様は是非お役立てください。

設定方法

下記レジストリ値を端末に設定いただくことでモバイル ブロードバンド接続が “自動的に接続すること” を抑止することが可能です。

キー : HKLM\Software\Policies\Microsoft\Windows\WwanSvc\GroupPolicy
名前 : DisableWwanAutoConnect
種類 : REG_DWORD
値 : 1

(補足)
・レジストリ パスについては、WwanSvc キーは既定では存在しないキーのため、WwanSvc キーより新規で作成いただく必要がございます。
・レジストリ設定後は OS、または WwanSvc サービスの再起動が必要です。
・本設定を実施した場合、モバイル ブロードバンド接続 (LTE) の自動接続が行われなくなります。
・当該レジストリで LTE の自動接続設定を [有効] に強制することはできません。
・設定を元に戻す際には、”値” を 0 にして端末を再起動して下さい。

[特記事項]
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