ディスク認識とディスク番号について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。  こんにちは、日本マイクロソフト Windows サポートの高谷です。 PC を再起動した際に、ディスク番号が変わってしまった! というお問い合わせをいただくことがあります。結論から言うと、この現象は Windows の想定された動作のため、ご安心ください。今回は、Windows のディスク番号についてご説明したいと思います。 ■ ディスクの認識とディスク番号の採番の仕組みWindows では、ディスク番号は、システムのブート時にプラグアンドプレイ (PnP) 機能により列挙された順序で 0 以上の番号が若い順に採番されます。PnP機能 は、Windows が自身に接続されたデバイスを認識するために必要な仕組みであり、PnP マネージャーが司っています。Windows が起動した際に、PnPマネージャーが、接続してい...

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ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) のファイルスクリーン機能について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。  こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの 高谷 です。 Windows Server には、ファイル サーバー リソース マネージャー (以下 FSRM) という機能があります。ファイル サーバーを管理する上で便利であるため、ご利用いただいているお客様も多いのではないでしょうか。今回は、その中の機能の一つであるファイル スクリーンの動作について、基本的な動作とよくあるご質問をご紹介したいと思います。 ■ FSRM のファイルスクリーン機能とは ファイル スクリーン機能は、特定のフォルダに対して、ユーザーが特定の種類のファイルしか保存できないよう制御する機能です。ファイル グループが既定で用意されており、このグループを使って対象の種類のファイルの保存を制御できます。 例えば、.exe 等の実行形式の...

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ファイル サーバー リソース マネージャー(FSRM)のクォータ機能と NTFS 圧縮について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。  こんにちは、Windows プラットフォーム サポートの 高谷 です。 Windows Server には、ファイル サーバー リソース マネージャー (以下 FSRM) という機能があります。ファイル サーバーを管理する上で便利であるため、ご利用いただいているお客様も多いのではないでしょうか。今回は、その中の機能の一つであるクォータの動作についてご紹介したいと思います。 ■ FSRM のクォータ機能とはクォータは、フォルダに保存できるファイルの合計サイズに制限を設けることができ、ファイル サーバーのリソース管理に役立てることができます。クォータのテンプレートが初めから用意されていますので、これを使って簡単に利用制限を設けることができます。(もちろん自分で好きなサイズに設定することもできます)また、クォータには、ユ...

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ディスク パーティションのスタイルについて

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。  こんにちは、日本マイクロソフト Windows サポートの高谷です。  突然ですが、新規ディスクを差し込んでディスクの初期化を行う際、パーティションのスタイルを選択する必要があります。皆様は普段どちらを選ばれていますでしょうか。今回は、それぞれのスタイルの特徴と、変更する方法と最近よくいただくお問い合わせと対処策についてご紹介したいと思います。 ■ MBR (マスター ブート レコード) と GPT (GUID パーティション テーブル) 新しいディスクを追加した際は、まずはそのディスクを初期化する必要があります。初期化の画面で、ディスクのパーティション スタイルについて MBR か GPT のどちらかを選択しなければいけません。  MBR スタイルは、古くからある 標準 BIOS...

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フェールオーバークラスター環境における仮想マシンリソースの予期せぬシャットダウンについて

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。本日は、フェールオーバー クラスターの環境にて、仮想マシンリソースのオフライン時に予期せぬシャットダウンが発生する事象について説明いたします。 事象仮想マシンにて予期せぬシャットダウン (EventLog(イベントID:6008)) が発生する 発生条件フェールオーバー クラスター マネージャーの仮想マシンリソースのプロパティにて「クラスター制御されたオフライン操作」が「シャットダウン」に設定されており、かつ仮想マシンの状態が以下の 1 または 2 である場合 仮想マシンの画面がロックされている (ロック画面の状態) シャットダウン権限のない一般ユーザーがログオンしている トリガーフェー...

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Windows Server 2016 のクラスターの検証について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。 Windows Commercial Storage & High Availability チームの石田です。Windows Server 2016 にてクラスターを構成されている環境でクラスターの検証を実施する場合、以下の動作が変更となりました。 [Windows Server 2012 R2 以前] 構成の検証ウィザードにて “記憶域の状態確認” 画面にて検証を行う 対象のクラスターディスクの選択を行います。 指定したクラスターディスクは、検証中にオフライン・オンライン操作が行われており、サービス停止を伴うため、対象ディスクを利用しているサービスは事前に停止した状態での実施を推奨しております。 [Windows Server 2016] 構成の検証ウィザードの “記憶域の状態確認” 画面...

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ディスク クリーンアップ ツールについて

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。  こんにちは、日本マイクロソフト Windows サポートの高谷です。 ドライブの空き容量が少なくなってきたとき、ディスクの拡張を検討される方が多いと思いますが、ディスクの拡張以外の方法として、ドライブ内の不要なデータを削除するという方法もあります。こんなとき、ディスク クリーンアップ ツール “cleanmgr.exe” を利用すれば、不要なデータの削除を行うことができます。今回はディスク (ドライブ) の容量を効率的に利用するためのツールであるディスク クリーンアップ ツール“cleanmgr.exe” のご紹介をします。 ■ ツールの使い方と削除項目の選択 コマンド プロンプトで cleanmgr.exe を呼び出すことで実行できます。以下に手順についてご紹介いたします。//ディスク クリーンアップ手順 ...

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WindowsServerバックアップ時に出力されるDisk153 の警告イベントについて

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 今回は Windows Server バックアップ時に記録される Disk 153 の警告イベントについてお伝えさせていただきます。 Windows Server バックアップとは?まずは、Windows Server バックアップについてですが、本機能は Windows Server 2008 から OS に標準で付属しているバックアップ機能です。システム状態やデータのバックアップ、システム全体の回復を行うためのベア メタル回復などの機能を提供します。 Windows Server バックアップでバックアップを行うと、バックアップ データは vhd ファイルに保存されます。バックアップ処理中は、OS が v...

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Windows Server Backup でバックアップ先に RDX を利用する場合の注意事項

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 今回は Windows Server Backup でバックアップ先に RDX (Removable Disk Exchange System) を利用する場合の注意事項についてのお話です。 Windows Server Backup は Windows Server 2008 以降の OS に標準で提供されているバックアップ機能です。本機能にて、事前にシステム全体のバックアップを取得することで、サーバ障害時にシステム全体の復旧を行うことが可能になります。また、RDX とは HDD をフロッピーディスクのようにドライブから着脱可能にし、HDD を持ち運びできるようした装置になります。着脱が可能ですので、H...

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Windows Server 2012 以降でのデフラグ処理とスラブ統合の動作について

※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。 ■ デフラグ処理とは? デフラグ処理は、ハード ディスクに保存されたデータの配置を整理し、最適化を行うことを指します。最適化を行うと、より効率的にファイルの作成やファイルへのアクセスができるようになります。 最近では仮想技術が進歩し、シン プロビジョニング対応ディスク (仮想プロビジョニング対応ディスク) が普及してきました。シン プロビジョニング対応ディスクでは、必要な量の記憶域が必要なタイミングでストレージから割り当てられる動作をとるため、従来のデフラグ処理を行う必要がありません。一方で、ストレージから記憶域を割り当てられる記憶域を効率的に利用するために、スラブ統合という概念が生まれました。 ...

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