Windows Server 2019 の Hyper-V-VMMS / Operational のイベントログに EventID:1106 が記録される事象について

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本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。

みなさん、こんにちは。Windows サポート Storage & High Availability チームです。

今回のテーマは、Windows Server 2019 にて ライブ マイグレーション(LM) を実行した際に、Hyper-V-VMMS / Operational のイベントログに 「EventID : 1106」 が記録される事象についてです。

Hyper-V-VMMS / Operational のイベントログに Event ID 1106 が記録される事象について

Windows Server 2019 以降の Hyper-V の役割がインストールされている環境において LM を実行する際、Windows Server 2019 以降ではハンドリング要/不要に関わらず例外が発生した際にイベント ID 1106 を記録する実装が追加されております。

※ Windows Server 2016 でも同様にハンドリングの必要のない例外の通知は行われておりましたが、イベントID : 1106 には記録されません。

上述の通り、Windows Server 2019 においては、イベントID : 1106 に要/不要問わず例外が記録されるものの、このイベントのみからイベントの要否を判断することは困難なため、LM が正常に完了しているかどうかを判断する場合は、「Hyper-V-VMMS / Admin 」 や、「 System 」 の イベント ログ に エラーや警告イベントが記録されていないかご確認いただければと存じます。

// EventID : 1106 のエラー例

エラー Hyper-V-VMMS 1106

vm\service\fr\frutilities.cpp(11526)\vmms.exe!00007FF732A5BABA: (caller: 00007FF732A5A75B) LogHr(1807) tid(163c) 80070002 指定されたファイルが見つかりません。
Msg:[vm\service\fr\frutilities.cpp(11496)\vmms.exe!00007FF732A5B8F2: (caller: 00007FF732A5A75B) Exception(4220) tid(163c) 80070002 指定されたファイルが見つかりません。

いかがでしたでしょうか。本投稿が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

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