Windows 10 バージョン 1607 以降の環境にて BranchCache を利用する際の条件

※本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。※この記事は過去に作成され、公開された記事を再編したものです。 Windows 10 バージョン 1607 以降の環境にて BranchCache を利用する際の条件 みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。 WSUS から Windows 10 の累積的な更新プログラムや機能アップグレードを配信するために、BranchCache の利用について検討を進められている方も多いかと思います。 今回は Windows 10 バージョン 1607 / Enterprise LTSB 2016 以降の環境にて BranchCache を利用する際の前提条件をご紹介いたします。また、「そもそも BranchCache って何?」という方に向けては、参考情報を本ブログの末尾に用意いたしましたので、ご参考にしてください! Window...

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Windows Server 2016 で Windows Error Reporting (WindowsUpdateFailure) が多量に出力される

※本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。※この記事は過去に作成され、公開された記事を再編したものです。 みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。 今回は Windows Server 2016 で以下のような Windows Error Reporting のメッセージが出力される事象について紹介します。 1234567891011121314151617181920212223242526ログの名前: Applicationソース: Windows Error Reporting日付: 2018/06/08 10:58:53イベント ID: 1001タスクのカテゴリ: なしレベル: 情報キーワード: クラシックユーザー: N/Aコンピューター: test説明:障害バケット 、種類 0イベント名: WindowsUpdateFa...

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Windows 10 の [更新プログラムのチェック] ボタンの無効化について

※本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。※この記事は過去に作成され、公開された記事を再編したものです。 みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。 今回は、Windows 10 の Windows Update 設定画面にある [更新プログラムのチェック] ボタンの無効化についてご紹介いたします。 Windows 10 において、手動で更新プログラムを取得したい場合、[設定] -> [更新とセキュリティ] -> [Windows Update] 画面を開き、[更新プログラムのチェック] ボタンをクリックすることで、即座に WSUS や Windows Update から更新プログラムを取得することができますが、社内の規定で「ユーザーが手動で更新プログラムの取得を行う操作を禁止したい」という運用をされたいというご要望もあるかと思います。 その場合は、...

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Windows 10 バージョン 1809 以降における 動的更新 (Dynamic Update) について

※本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。※この記事は過去に作成され、公開された記事を再編したものです。 みなさま、こんにちは。WSUS サポート担当です。本日は、Windows 10 バージョン 1809 以降における 動的更新 (Dynamic Update) についてご案内をいたします。 まず、動的更新 (Dynamic Update) とは、Windows 10 デバイスが機能更新プログラムをインストールする時にデバイスに必要なドライバーや言語パック、品質更新プログラム等を取得する動作のことを意味します。動的更新の動作自体はこれまでも存在していましたが、Windows 10 バージョン 1809 以降、既定で動的更新が有効になっており、機能更新プログラムの適用時にインターネット上から最新の品質更新プログラムを取得する動作に変更がされました。 詳細は、Windows ...

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リモート デスクトップ接続を許可する設定画面とグループ ポリシーの設定

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。こんにちは、Windows サポートチームの佐々木です。 RDP 接続を許可する設定について、表示される設定状況と、接続許可の状態が異なる状況が発生する事象についておまとめします。 上記画面 (以降は、”Windows の設定画面” と記載します) での、表示上の設定と、実際の設定が異なる状況が発生する可能性があります。 事象:Windows の設定画面にて、表示上 [オフ] と表示されているが、実際には、RDP 接続が許可されている状況が発生する。 ※ 逆の状況 (表示上 [オン] / RDP 接続不可) は発生しません。 発生条件: A) 以下のグループ ポリシーが、”有効” が設定されている。 [コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [Windows コンポ...

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RDP ログオンに関わる基礎的な情報

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。 Windows Commercial Support User Exprerience チームです。 RDP ログオンに関わる基礎的な情報を本ページでご紹介いたします。 1. ログオン ユーザーの指定についてログオン ユーザーの指定の仕方につきましては、基本的には以下の 4 通りがあります。 1234<ユーザー名>.\<ユーザー名><ドメイン名 または マシン名>\<ユーザー名><ユーザー名>@<ドメイン名> ユーザー名だけ指定してうまくログオンができない場合は、上述の 3, 4 のようにドメイン名等を明示的に指定してログオンを試してください。 2. NLA についてNLA (Network Level Authentication) が無効な場合...

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MSRD-Collect (旧 AVD-Collect) の役割とログの取得手順

こんにちは。Windows プラットフォーム サポートの村井です。 昨今、 AVD をご利用いただいているユーザーに MSRD-Collect (旧 AVD-Collect) をご使用いただき、ユーザーの環境のログを取得いただくことが増えています。そこで、本ブログでは MSRD-Collect の役割とログの取得手順に関してご紹介いたします。本ブログでは、”MSRD-Collect” 内の AVD の情報採取に関する機能と AVD のログの取得手順の例をご案内いたします。 ※1 AVD のログの取得手順のみを確認する場合は 4. をご確認ください。※2 “AVD-Collect” と “RDS-Collect” は “MSRD-Collect” に 2022 年 8 月 に統一されました。 1. MSRD-Collect に関してMSRD-Collectは、AVD で発生した問題に関するデ...

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ストレージ センサーの動作トリガーや削除条件について

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームの三浦です。本日はストレージ センサーの動作トリガーや削除条件について紹介させていただきます。 ストレージ センサーについてストレージ センサー (Storage Sense) は Windows 10 バージョン 1703 から搭載された機能で、一定期間利用されていない一時ファイルやダウンロード フォルダー内のファイル、および、ごみ箱内のファイルなどのクリーンアップを実行する機能です。本機能の概要は、Storage Sense を使用してドライブ領域を管理する をご参照ください。 ストレージ センサーの対象ドライブについてストレージ センサーによるクリーンアップ処理の対象はシステム ドライブ内のファイルに限定されており、システム ドライブ以外のドライブ内のファイルは処理の対象外とな...

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トースト通知を表示する際に例外が発生する問題

いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。Windows Commercial Support の相沢です。 今回は、アプリケーションがトースト通知を表示しようとした際に予期せず例外が発生してしまう問題についてご案内いたします。 対象 OS本記事の公開時点でサポート対象の OS のうち、本問題の影響を受けるバージョンは以下となります。 Windows 11 22h2 (2023.02D - KB5022913 以降の更新プログラムを適用) 概要対象 OS 上で動作するアプリケーションがトースト通知を表示するための処理を実行すると、OS の不具合に起因して以下のレジストリ関連の例外が発生する場合がございます。 12RegistryKey.Win32Error (Int32 errorCode, String str)System.InvalidOperationExc...

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DFSR のレプリケーション対象フィルダーをリネームすると意図せず競合が発生する事象について

※ 本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。Directory Services チームです。 今回は、DFSR によるファイル レプリケーションにおいて、Oplock Lease という機能により意図しない競合が発生する事象についてご案内します。 [1] Oplock 機能についてまず、Oplock 機能について簡単にご説明します。一般的なネットワーク ファイル システムでは、クライアント側でデータやハンドルをキャッシュすることでネットワーク経路上のトラフィック量の低減を実現しています。しかしながら、同一ファイルに対して同時に複数のクライアントからの参照が行われる状況下で各クライアントそれぞれがキャッシュを保持してしまうと、クライアント間の整合性に問題が生じるため、整合性を保ちながらクライアントがキャッシュを保持する仕組みが必要になります。 SMB では Op...

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