ページング ファイルの設定を変更する方法

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームの栗木です。本記事では、仮想メモリのサイズを決めるのに重要なページング ファイル(pagefile.sys)の設定を変更する方法をご紹介いたします。 ページング ファイルの設定は、GUI から変更するのが一般的ですが、reg コマンドで次のレジストリ値を直接変更することでも可能ですので GUI の設定に対応するコマンドを合わせて記載いたします。なお、こちらは OS が起動しているときの Path になります。 Path: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory ManagementKey: PagingFilesType: REG_MULTI_SZValue: (Drive lette...

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起動時刻とシャットダウン時刻

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポート チームの栗木です。本記事では、システムのイベントログから OS の起動時刻やシャットダウン時刻を確認する方法をご紹介いたします。なお、OS の起動・シャットダウン時刻になりますので、実際に端末の電源ボタンを入れた時刻やシャットダウンが完了し、電源が落ちた時刻とは誤差があるのに加えて、正確には OS の起動時刻を示すイベントログが記録される前やシャットダウン時刻を示すイベントログが記録される後にも OS の処理はございます。 OS の起動・シャットダウン時刻を確認することにより、起動遅延やシャットダウン遅延の問題個所を絞り込める可能性がございます。例えば、端末の電源を入れた時刻と OS 起動時刻を比べて時間があいている場合は、その間の処理で時間がかかったと判断できたり、シャットダウン開始時刻とシャッ...

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タスク スケジューラで無期限に繰り返しを行うタスクを作成する際の注意点

※ 本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。 Windows プラットフォーム サポート担当のロベルトです。 本記事では、タスク スケジューラを用いて無期限に繰り返し実行が行われるタスクを作成される際の、注意点についてご紹介します。 タスク スケジューラのタスクにスケジュール実行のトリガーを設定する際には、繰り返し間隔を指定することが可能であり、その際には継続時間 (いつまで繰り返しを行うか)を指定します。 この継続時間には「無期限」(半永久的に繰り返しを行う)を指定することが可能ですが、この継続時間「無期限」は、トリガー設定の 毎日 / 毎週 / 毎月 の動作に影響し、いくつかご所望の動作とは異なる振る舞いにつながる可能性があります。 そのため、繰り返し実行を行うタスクの作成時には、以下の通りトリガー設定としては “毎日 / 毎週 / 毎月 + 繰...

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Azure 仮想マシン上の Windows Server で VSS イベント ID 22, 12292 が記録される

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームです。 本記事では、Azure 仮想マシンとして動作する Windows Server において、VSS イベント ID 22 と 12292 が記録される事象についてご紹介させていただきます。 概要Azure 仮想マシン上で動作する Windows Server において、アプリケーション イベントログに以下のように VSS ID 22 および 12292 が記録される場合があります。 ソース: VSS イベントID: 22 値: ボリューム シャドウ コピー サービス エラー: ボリューム シャドウ コピー サービスで必要な重要なコンポーネントが登録されていません。 Windows セットアップまたはシャドウ コピー プロバイダーのインストールでエラーが発生した可能性があり...

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Windows Server バックアップの完全バックアップ/増分バックアップについて

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームの三浦です。本日は Windows Server バックアップの完全バックアップ/増分バックアップの概要や設定方法、意図せず完全/増分バックアップが実行されてしまうシナリオについて紹介させていただきます。 完全バックアップと増分バックアップの概要Windows Server バックアップでは、完全バックアップと増分バックアップによるバックアップをそれぞれサポートしております。完全バックアップでは、バックアップ対象のデータをすべて転送いたします。一方、増分バックアップでは、前回のバックアップから変更・追加のあったデータのみを転送しますので、完全バックアップと比較して、バックアップ処理の所要時間を低減することが可能です。 なお、実行したバックアップが完全/増分のどちらのバックアップであっ...

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リムーバブル ディスクのアクセス拒否ポリシーが有効にならない事象について

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポート チームです。本日は Windows Server 2016 以降のサーバーで確認されている、リムーバブル記憶域の監査のグループ ポリシー設定がされている環境で、リムーバブル ディスクのアクセス拒否ポリシーが有効にならない事象について紹介します。 概要「オブジェクトの監査 (リムーバブル記憶域の監査)」のグループ ポリシーの設定がされている環境で、リムーバブル ディスクのアクセス拒否ポリシーが有効にならない。 対象 OS・Windows Server 2016 version 1607 の 2018 年 5C 以降の全バージョン・Windows 10 version 1607 の 2018 年 5C 以降の全バージョン・Windows Server 2019、2022、Windows 11...

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CVE-2022-38023 への対応とその影響について

※※ 2023/4/7 更新※※ ・ 初期強制フェーズが 2 つに変更されたことに伴い、情報を更新いたしました。※※ 2023/4/27 更新※※ ・ 「ドメイン コントローラー: 脆弱な Netlogon セキュア チャネル接続を許可する」グループポリシーの情報が削除されたことに伴い、情報を更新いたしました。 本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームです。 2022 年 11 月にリリースされた更新プログラムでは、Active Direcotry 環境への脆弱性対応として以下 3 点の対処が含まれています。 CVE-2022-37966 への対応とその影響について CVE-2022-37967 への対応とその影響について CVE-2022-38023 への対...

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ストレージ センサー によって [ダウンロード] フォルダー内のファイルが整理されない事象について

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 みなさん、こんにちは。Windows サポート Storage & High Availability チームの平塚です。 今回のテーマは、ストレージ センサー(Storage Sence)を使って不要なファイルを整理する際に、[ダウンロード] フォルダー 内の対象ファイルが削除されない事象についての解説と回避策についてご案内をさせていただきます。 ストレージセンサーとはストレージ センサー(Storage Sence)とは、Windows 10 から実装されている “ごみ箱” や “一時ファイル” 内の不要なファイルを削除し、自動的にストレージの空き領域を増やすことができる機能です。 Windows の 設定アプリ から [システム] > [記憶域] > [ストレージ センサー] から設定することができ...

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Windows Server 2022 で OS 起動中のバックアップからリストアした場合に、起動後シャットダウン イベントの追跡ツールが表示される問題

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。日本マイクロソフトサポートです。本公開情報では Windows Server 2022 において、OS起動中のバックアップからリストアした場合に、起動後シャットダウン イベントの追跡ツールが表示される問題についてお伝えさせていただきます。 ■ 事象Windows Server では、シャットダウンが正常に終了しなかった場合、次回の起動時に「シャットダウン イベントの追跡ツール」がポップアップし、コメントを記入して「OK」を押す必要があります。さらに、システム イベント ログに以下のイベントが記録されます。 イベント ID : 6008ソース : Event Logレベル : エラー説明 :前回のシステム シャットダウン (DateTime) は、予期されていませんでした。 Windows Server 2022 の...

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統合書き込みフィルター(UWF) 環境で、パスワードを求められてしまい無線 LAN に自動的に接続できない現象について

こんにちは、日本マイクロソフト Windows プラットフォーム サポートです。 本稿では、統合書き込みフィルター(UWF) を利用した環境、且つ、WPA2 パーソナルの無線 LAN プロファイル設定を行っている環境で、OS を再起動した際に、保存してある事前共有キーが機能せず、無線 LAN へ自動的に接続できなくなる現象についてご説明いたします。 現象の概要UWF 環境では、例えば無線 LAN の設定で「自動的に接続」にチェックを付けた状態で接続を実施したにも関わらず、端末を再起動した際に、事前共有キーの情報が保持されず、事前共有キーの入力が再起動の度に必要となる場合がございます。本現象は、UWF の除外設定が不足することで、暗号化された事前共有キーを複合するためのマスターキーの情報が保持されず、保存した無線 LAN プロファイルから事前共有キーを取得できなくなることが原因で発生します。...

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