バックアップ パフォーマンスの設定に一部のボリュームが表示されない事象について

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームの三浦です。本日は Windows Server バックアップのバックアップ パフォーマンスの設定画面に一部のボリュームが表示されない事象について紹介させていただきます。バックアップ パフォーマンス設定の概要については、こちら の記事をご参照ください。 事象概要Windows Server バックアップでは、完全/増分バックアップのどちらの方式のバックアップを実行するかを設定することが可能です。この設定は [バックアップ パフォーマンスの最適化] 画面から指定が可能であり、カスタム設定を行うことで、ボリュームごとに完全/増分バックアップの指定が可能です。 しかしながら、このカスタム欄に表示されるボリューム一覧に一部のボリュームが表示されない事象が発生する場合があることが確認できており...

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ドメイン コントローラーの降格方法

本記事は 2018 年 12 月 7 日に公開された記事を元に本ブログへ移行したものです。元の記事の最新の更新情報については、本内容をご参照ください。 こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームです。 Windows Server 2012 / 2012 R2 のサポート終了が近付き、ドメイン コントローラーのバージョン アップ対応を検討されているお客様も多くいらっしゃると思います。本記事では、そのようなバージョン アップ対応において、旧環境を撤去する際に必要となる「ドメイン コントローラーの降格方法」についてご案内します。 通常の降格方法に加え、「強制降格」と呼ばれる通常降格が何らかの理由により行えなかった場合に実施する手順、また、その後に実施する必要のあるメタデータ クリーンアップと呼ばれる手順についてもご案内しま...

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ドメインコントローラ(DC)の正常性の確認方法について

本記事は 2018 年 9 月 5 日に公開された記事を元に本ブログへ移行したものです。元の記事の最新の更新情報については、本内容をご参照ください。 こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームです。 今回は、「ドメイン コントローラー(以下 DC )の正常性の確認について」をご紹介していきたいと思います。 例えば、ドメイン コントローラーの移行を行われるといった場合、DC を降格させたり、DC に昇格させたりと動作をさせていく上で、作業前に現在 DC が正常に稼働しているのか、 DC が正常に降格されているのか、または DC へ正常に昇格されているのか確認したい場面が出てくるかと思います。 以下に DC 正常性の確認の手順を下記にお纏めいたしました。なお、正常性の確認する際は、ドメイン内のすべてのドメイン コントローラ...

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Windows Server バックアップの世代管理について

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームの三浦です。本日は Windows Server バックアップの世代管理について紹介させていただきます。 概要Windows Server バックアップでは、バックアップの世代管理が自動的に行われる仕組みとなっており、最大 512 世代のバックアップが保持されます。ただし、世代管理が行われるのはバックアップの保存先をローカル ディスクに指定した場合のみであり、バックアップの保存先を共有フォルダーに指定した場合はバックアップの世代管理は行われません。(最新のバックアップのみが保持されます。) また、保持しているバックアップ世代は、wbadmin get versions コマンドで確認が可能です。 C:\Users\administrator.CONTOSO>wbadmin g...

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FRS から DFSR への移行 (SYSVOL)

本記事は 2019 年 3 月 11 日に公開された記事を元に本ブログへ移行したものです。元の記事の最新の更新情報については、本内容をご参照ください。 こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services チームです。 今回は Active Directory の SYSVOL の複製を従来の File Replication Service ( FRS ) から Distributed File System Replication ( DFSR ) に移行する手順についてお伝えします。また、各手順にて実施される内部処理についても詳細な部分まで可能な限り記載します。( 長くなります。手順だけが知りたい場合には 4) DFSR に安全に移行する為の手順 を確認してください。 ) 1) DFSR を利用する条件と利点についてSYSVOL ...

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AVD スケーリングプランの動作について

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームの矢野です。 AVD をご利用のお客様の中には、運用コスト削減のため、電源管理の導入の検討されており、その中で AVD の機能の一つである、自動スケーリング機能 (スケーリングプラン)が一つの案として挙げられます。自動スケーリング機能には設定にあたって各種パラメータを設定し、使用します。スケーリングプランがどのように動作するか詳細を把握することで、自動スケーリング機能が要件に合うか判断可能になると存じます。本ブログでは自動スケーリング機能の詳細動作につきまして記載いたします。自動スケーリング機能の利用判断の一助となれば幸いです。 本記事では、以下公開技術文書に記載のスケーリングプランを使用した際の挙動の詳細についてご紹介いたします。 Azure Virtual Desktop の自動スケーリ...

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コンピューターアカウント再利用時のドメイン参加におけるセキュリティ強化について[KB5020276]

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは。Windows Commercial Support Directory Services サポートチームです。2022 年 10 月にリリースされた更新プログラムでは、CVE-2022-38042 への対処として、コンピューターオブジェクトの再利用によるセキュリティリスクを低減するために、ドメイン参加時に追加のセキュリティチェックが実装されております。 このセキュリティ強化に伴い、ドメイン参加に失敗するようになったというお問い合わせを多くいただいておりますため、今回は、この追加されたセキュリティチェックの動作についてご案内させていただきます。 ドメイン参加時の追加のセキュリティチェックの動作について ドメイン参加時に、Active Directory データベース上に同一名のコンピューターオブジェクトが存在している場合...

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タスク スケジューラのトリガーにて有効期限が想定された動作とならない

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 皆さん、こんにちは。Windows サポート チームの須藤です。 今回は、タスク スケジューラの動作についてご所望の動作とは異なる振る舞いに繋がる設定についてご紹介します。 概要 タスク スケジューラのトリガーの設定が下記の条件の場合、”有効期限” を過ぎても繰り返しタスクが実行されてしまう場合がございます。 条件 トリガーがスケジュール実行の「毎日」「毎週」「毎月」のいずれか。 “繰り返し間隔” が設定されている。 “有効期限” が設定されている。 事象発生環境 Server OSWindows Server 2016 以降で事象が発生することを確認しています。※ Windows Server 2016 は、すでにメインストリーム サポートが終了しておりますため、当該事象に対する修正が配布される予定はございません。 C...

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インターネット オプションのプロキシ設定に対する URL スキームの自動補完動作について

こんにちは、Windows プラットフォーム サポートです。今回は OS のプロキシ設定に関する動作変更についてお知らせいたします。 概要Windows 10 バージョン 1607 および Windows Server 2016 から、WinInet において HTTPS によるプロキシ サーバーへのコネクション確立をサポートしました。これに伴い、ユーザーが設定したプロキシ サーバーの URL スキームを明示するための動作が加えられています。 以下に動画で動作を示します。 Windows 10 バージョン 1607 / Windows Server 2016 からOS の設定アプリで URL スキームの指定が無いプロキシ サーバーが設定されている場合、設定を表示する際に HTTP の URL スキーム (http://) を補完して表示する動作となりました。 下記例では “proxy.co...

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リダイレクト プリンター利用時の考慮事項について

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポート チームの浅野です。本記事では、Windows のリモート デスクトップ 接続において、リダイレクト プリンターを利用する際の考慮事項について説明します。 事象リモート デスクトップ環境において、リダイレクト プリンターを利用した際、セッション終了後も下記のレジストリ パスへリダイレクトされたプリンターのレジストリ値が残存することを確認しています。その結果、何度もログインとログオフを繰り返すと肥大化する場合があります。 以下の手順で残存しているリダイレクトプリンタが存在するかを確認することができます。 1.ログオン中のユーザーの権限にて、レジストリ エディターを起動し、下記のパスへ移動します。 レジストリのパス: HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Win...

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