こんにちは、Windows プラットフォーム サポートです。
今回は、Windows Server 2025 の Hyper-V ホストにおいて、OS 再起動後に Switch Embedded Teaming (SET) を構成した仮想スイッチの種類が「外部」から「内部」または「プライベート」に意図せず変更される事象についてご説明します。
事象
Windows Server 2025 の Hyper-V ホストにおいて、Switch Embedded Teaming (SET) を構成した仮想スイッチが、OS の再起動後に種類が「外部 (External)」から「内部 (Internal)」または「プライベート (Private)」に意図せず変更されます。
これにより、仮想マシンの外部接続が失われます。
変更後の仮想スイッチの種類は、[管理オペレーティング システムにこのネットワーク アダプターの共有を許可する] の設定に応じて異なります。
| 管理オペレーティング システムにこのネットワーク アダプターの共有を許可する | 変更後の種類 |
|---|---|
| ON | Internal |
| OFF | Private |
本事象発生時の確認例
1 | # 再起動前 |
対象 OS
- Windows Server 2025
原因
本事象は、Host Network Service (HNS) が OS 起動時に実行する仮想スイッチの整合性確認処理に起因する不具合です。
HNS にはコンテナーやネットワーク仮想化の管理に使用される仮想スイッチについて、過去の障害等で不整合な状態のまま残されたリソースを検出・クリーンアップする処理が実装されています (Windows 11 以降で追加された機能です)。
本不具合では、OS 起動時に仮想マシン管理サービス (VMMS) が SET 仮想スイッチの再構築を完了する前に HNS の整合性確認処理が実行されることで、HNS が SET 仮想スイッチを「不整合なリソース」と誤認識し、物理 NIC の紐づけを解除してしまいます。
対処策
以下の累積更新プログラムを適用していただくことで、本事象が対処できます。
[!NOTE]
上記更新プログラムの公開情報ページには本事象の修正についての記載はありませんが、当該更新プログラムに修正が含まれています。
特記事項
本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。
更新履歴
- 2026/06/16 : 本 Blog の公開