空き容量があるにもかかわらず容量不足のエラーによりファイル作成が失敗する事象について
本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。
こんにちは、Windows サポートチームの三浦です。本日は、USN ジャーナルの肥大化により、空き容量があるにもかかわらず、容量不足のエラーによりファイルの新規作成や更新が失敗する事象について紹介させていただきます。
概要空き容量があるにもかかわらず、容量不足のエラーによりファイルの新規作成などが失敗する事象が発生した場合、対象ボリュームの USN ジャーナルの仮想サイズが肥大化している可能性が想定されます。
USN ジャーナルは、ファイルやフォルダーに対する変更履歴を記録しているファイルであり、システム ボリュームでは、USN ジャーナルによる変更履歴の記録が既定で有効となっております。変更履歴の記録が有効であるボリュームでは、ボリューム内の既存ファイルの変更や新規ファイル等の書き込み等が行われる度に、本ファイルに変更履...