付箋アプリにサインインすると [更新の時期です] と表示される

こんにちは、Windows サポートチームの丸山です。 本日は、付箋アプリにサインインすると [更新の時期です] と言うメッセージが表示される事象についてご紹介いたします。 概要 - SymptomWindows 10 の付箋アプリにサインインしたときに、[更新の時期です] と言うメッセージが表示されます。 詳細 - Detail付箋の同期先となるサーバーの更新に伴い、2022 年 9 月 1 日より、付箋アプリのバージョンが 3.7.106 よりも前のバージョンのアプリでは、同期が出来なくなりました。 回避策 - ResolutionMicrosoft Store にアクセスして、付箋アプリのバージョンを更新してください。 ネットワークの制限などにより、オンラインでの更新が出来ません場合には、下記の BLOG 記事をご参考いただき、付箋アプリのオフライン ライセンス アプリを入手し...

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Microsoft Intune を使用した AppLocker 設定方法

みなさん、こんにちは。 Windows サポート チームの亀井です。 AppLocker は、端末を使用している特定のユーザーやグループが、対象のアプリケーションなどを実行できないよう制御する機能です。本記事では Microsoft Intune と AppLocker を使用して、アプリケーションの起動を制限する方法についてご紹介します。 英語版は、こちらからご覧ください。(Please click here for the English version.) ——関連情報 (Related information)—— Active Directory を使用した AppLocker 設定方法(How to set up AppLocker with Active Directory) 日本語版:こちらからご覧ください。(Please click here for the Japane...

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Robocopy コマンドに /EFSRAW オプションを指定すると、暗号化されていないファイルがコピーされない不具合について

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームです。本日は、Robocopy のコマンドライン引数に /EFSRAW を指定すると、暗号化されていないファイルがコピーされない不具合についてご紹介させていただきます。 概要Windows 10 version 1809 および Windows Server 2019 以降の Windows 製品(Windows 11 も含みます)において、Robocopy のコマンド引数に /EFSRAW オプションを指定してコピーを行うと、暗号化されていないファイルのコピーが失敗します。(暗号化されているファイルのコピーは成功します。) 本事象の発生条件としては以下の 3 つとなります。 ・コピー対象のファイルが暗号化されていない・EFSRAW オプションを指定している・再起動可能モード(/Z...

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129 警告イベントについて

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームの三浦です。本日は、下記の 129 警告イベントの概要と本イベントが記録された際の対応方法を紹介させていただきます。   イベントの記録例 ログの名前: Systemソース: Miniport Driver Nameイベント ID: 129説明:デバイス \Device\RaidPort0 にリセットが発行されました。 ※ ソースには、ご利用の Miniport Driver の名称が入ります。 イベントの概要 129 警告イベントは、Storport Driver が Miniport Driver へバス リセットを発行した場合に出力されるイベントとなります。Storport Driver によるリセット要求...

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AVD 展開における SetupComplete2.cmd のご利用に関する注意事項

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。こんにちは、Windows サポートチームの郭です。 概要Azure Virtual Desktop にて SetupComplete2.cmd を利用してカスタイマイズ イメージを展開する場合、AVD 側のドメイン参加により、SetupComplete2.cmd が中断される可能性がございます。 詳細通常オンプレミス環境の OS イメージを展開する際に、下記の ① にスクリプトを記載することで、セットアップ完了時に実行することが実現可能です。一方、Azure VM を展開する場合は、① ではなく、② を利用する必要がございます。 ① %WINDIR%\Setup\Scripts\SetupComplete.cmd② %WINDIR%\OEM\SetupComplete2.cmd また、Azure Virtual Desktop (AV...

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ボリューム拡張時に「ダイナミック ディスクに変換しようとしています」というポップアップが表示される事象について

こんにちは。Windows Commercial Storage & High Availability チームです。 今回のテーマは、ボリューム拡張時に「ダイナミック ディスクに変換しようとしています」というポップアップが表示される事象の対処についてご案内いたします。 概要ボリュームを拡張する際に「選択した ベーシック ディスク をダイナミックディスクに変換しようとしています。…」というポップアップが表示されることがあります。図1. ポップアップ 対象OSサポートしている 全 OS 対象 原因ボリュームを拡張するには、対象ボリュームの右側に連続 (隣接) している未割り当ての領域が必要となります。拡張したいボリュームと未割り当て領域が右側に隣接していないことで本事象が発生します。 図2. ボリューム 例えば上の図2. の場合では、ボリューム G: は連続する未割り当て領域が右側...

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Active Directory を使用した AppLocker 設定方法

みなさん、こんにちは。 Windows サポート チームの亀井です。 AppLocker は、端末を使用している特定のユーザーやグループが、対象のアプリケーションなどを実行できないよう制御する機能です。本記事では Active Directory と AppLocker を使用して、アプリケーションの起動を制限する方法についてご紹介します。 英語版は、こちらからご覧ください。(Please click here for the English version.) ——関連情報 (Related information)—— Microsoft Intune を使用した AppLocker 設定方法(How to set up AppLocker with Microsoft Intune) 日本語版:こちらからご覧ください。(Please click here for the Japane...

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意図しないシャットダウン・再起動が発生したら

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームの栗木です。本記事では、意図しないシャットダウン・再起動が発生した際に、状況を把握するために確認すべきシステムのイベントログをご紹介いたします。イベントログは、OS にデフォルトでインストールされているイベント ビューアーから確認ができます。 適用対象の OS すべての Windows OS 概要意図しないシャットダウン・再起動には、ユーザーが意図していない OS の正常シャットダウン・再起動とブルースクリーン (BSoD) やリセットまたは電源断などによるシャットダウン・再起動が考えられます。以下のフロー チャートより、どの Case に該当しているか確認し、それぞれの対処策から対応方針などをご検討いただければと存じます。※イベント ログが正常に記録されず、いずれの Case にも当てはま...

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Storage Migration Service と Azure File Sync の連携機能における制限事項

本記事は、マイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポート チームです。今回は Storage Migration Service (SMS) と Azure File Sync (AFS) の連携機能における制限事項について記載させていただきます。 概要 Storage Migration Service と Azure File Sync の連携機能を利用した場合、Storage Migration Service の転送が終わらない。 詳細 Storage Migration Service は移行元サーバから移行先のサーバへファイルを転送します。さらに、移行先のサーバから、Azure File Sync と連携して、Azure 上にファイルを保存することも可能です。しかしながら、以下の条件に合致した場合、移行元サーバから移行先のサーバへファ...

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ファイル システム制限により I/O 処理が失敗する事象について

本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。 こんにちは、Windows サポートチームです。本日はファイル システム制限により I/O 処理が失敗する事象について紹介させていただきます。 事象新しいファイルの作成や既存ファイルへの書き込みを行った際に、以下のメッセージが表示され、当該操作や I/O 処理が失敗する場合があります。 // メッセージ内容 ファイル システム制限のため、要求された操作を完了できませんでした。 この問題の多くは、ATTRIBUTE LIST と呼ばれるファイル システムの管理領域が要因になります。 ※ ATTRIBUTE LIST の詳細については後述いたします。 弊社では以下のような環境でお問合せをいただくことが多い状況です。 <Case1:ファイルサーバと利用しているボリュームに多くのセキュリティ設定をされている環境>この環境では...

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