Windows Update を実施すると 0x80246013 エラーで失敗する事象について

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※本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。

本日は Windows Update を実施すると 0x80246013 エラーで失敗する事象について紹介させていただきます。

概要

自動更新の設定を既定の [3 -自動ダウンロードしインストールを通知] している環境で、更新プログラムのダウンロードは自動でされているが、インストールを 1 ケ月以上、期間を空けて実施した場合、0x80246013 エラーで更新プログラムのインストールに失敗することがございます。

対象 OS

Windows 10

Windows Server 2016

Windows Server 2019

Windows Server 2022

原因

0x80246013 は WU_E_DM_UPDATEREMOVED であり、「An attempt was made to access a downloaded update that has already been removed.」 (すでに削除されているダウンロード済みの更新プログラムにアクセスしようとしました。) という意味のエラーとなります。

本事象は自動更新によってダウンロードされた更新プログラムをインストールしようとしたが、既に削除されてしまっていた場合に発生します。
Windows OS では更新プログラムの適用を何か月も放置してダウンロードされた更新プログラムでシステム ドライブが圧迫されないよう、ダウンロードしてから 30 日経過すると期限切れと判断し、ダウンロード済となっている更新プログラムを自動的に削除するようになっています。

回避策

インストール処理はエラーとなった後、[再試行] というボタンが表示されるため、このボタンを押下してください。
改めて更新プログラムの検索とダウンロードとインストールが行われます。

update state

-補足-

ダウンロードされた更新プログラムが 30 日経過した以降、自動的に削除される動作は変えられません。

期限切れで削除されないように、出来るだけ速やかに最新の更新プログラムを適用していただくことが推奨されます。