本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。
この記事は過去に作成され、公開された記事を再編したものです。
みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。
本記事では、Windows Update へアクセスする際のプロキシ サーバーの設定についてご案内いたします。
Windows 10 / Windows Server 2016 を含め、プロキシ サーバーを介して Windows Update サイトへアクセスした際に、更新プログラムの検出が通信エラー (*1) でうまくいかない、あるいは更新プログラムのダウンロードが通信エラー (*2) で進まないといったお問い合わせをいただくことがございます。
*1: エラーコード 0x80240030 / 0x80072EFE / 0x80244022 / 0x80072EFD / 0x80072EE2 等
*2: エラーコード 0x80072EE7 / 0x8024402C 等
このような事象が発生した場合は、Internet Explorer の設定において、[自動構成スクリプトを使用する] や [LAN にプロキシ サーバーを使用する] が適切に設定されているかどうか、また、WinHTTP に対してプロキシ サーバーが適切に設定されているかをご確認ください。自動更新や更新プログラムのダウンロードでは、WinHTTP のプロキシ サーバーの設定も利用されます。
このため、WinHTTP のプロキシ サーバーが未構成の場合には設定していただき、更新プログラムの検出やダウンロードができるかどうかを確認します。
以下の弊社技術情報では、WinHTTP のプロキシ サーバー設定の確認や設定方法をご案内しておりますので、ご参考としてご紹介いたします。
Windows Update クライアントが Windows Update Web サイトへの接続に使用するプロキシ サーバーを決定するしくみ
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/900935/how-the-windows-update-client-determines-which-proxy-server-to-use-to-connect-to-the-windows-update-web-site
Windows Update のトラブルシューティング - HTTP/Proxy に関連する問題
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/deployment/update/windows-update-troubleshooting#httpproxy-%E3%81%AB%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%81%99%E3%82%8B%E5%95%8F%E9%A1%8C