Windows Server 2012 以降でのデフラグ処理とスラブ統合の動作について
※ 本記事は弊社の Technet から移行した記事です。いつも弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。日本マイクロソフトの Windows サポートチームです。
■ デフラグ処理とは?
デフラグ処理は、ハード ディスクに保存されたデータの配置を整理し、最適化を行うことを指します。最適化を行うと、より効率的にファイルの作成やファイルへのアクセスができるようになります。
最近では仮想技術が進歩し、シン プロビジョニング対応ディスク (仮想プロビジョニング対応ディスク) が普及してきました。シン プロビジョニング対応ディスクでは、必要な量の記憶域が必要なタイミングでストレージから割り当てられる動作をとるため、従来のデフラグ処理を行う必要がありません。一方で、ストレージから記憶域を割り当てられる記憶域を効率的に利用するために、スラブ統合という概念が生まれました。
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