Windows Media Playerにおいて、エラーコード 0x80070456 が発生する事象について

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※ 本記事はマイクロソフト社員によって公開されております。

こんにちは。日本マイクロソフトサポートです。

本公開情報では Windows Media Playerにおいて、エラーコード 0x80070456 が発生する事象についてお伝えさせていただきます。

適用対象

Windows Media Player (メディア プレーヤー)

※ Windows Media Player Legacy (Windows メディア プレーヤー従来版) では発生いたしません。

事象の説明

Windows Media Player を使用して、USB接続の光学ディスク ドライブに格納されたオーディオ CD内の.cdaファイルを再生時、
以下のような場合に問題が発生いたします。
・音楽再生を一時停止した状態でデバイスがスリープ状態に遷移し、さらに光学ディスク ドライブがスリープ状態となった場合
・音楽再生中にデバイスがスリープ状態に遷移(電源ボタンからスリープを実行するなど)し、さらに光学ディスク ドライブがスリープ状態となった場合

上記の状態となった後、スリープから復帰しますと、以下のメッセージ ボックスが画面右下に表示され、オーディオCD の再生が再開できなくなります。

「現在ストレージにアクセスできないため、[Title] を開くことができませんでした。しばらく待ってから、もう一度お試しください。0x80070456」

・表示されるエラー メッセージ

※ [Title] には、曲名 または トラック番号 が表記されます。

要因

本動作は、Windows Media Playerの仕様に起因して発生いたします。
ディスク ドライブが スリープ した状態で、Windows Media Playerの音楽再生を行いました際に、アプリケーションからの処理で光学ドライブがスリープから復帰せずにエラーが発生します。

対処策

Windows Media Player を再起動いただくか、オーディオ CDを再挿入いただきますようお願いいたします。

弊社での対応状況

マイクロソフトでは、この問題について把握しており、現在修正に向けて取り組んでいます。
情報の更新があり次第、本ブログを更新いたします。

本投稿が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時でのものであり、予告なく変更される場合があります。

更新履歴

  • 2025/04/23 : 本 Blog の公開