ログオン遅延が発生した場合 (再現性が低い場合)

目次

  • 情報採取スクリプトファイルの取得について

    以下の URL より “TSS.zip” をダウンロードおよび展開いただき、対象端末へ配置します。

    ダウンロード先: https://aka.ms/getTSS
    ※ 2024年7月8日以降ツールの入手方法の変更が計画されています。該当 URL にアクセスできない場合、サポート リクエストを発行の上、担当エンジニアまでご連絡ください。

    注意
    TSS (Trouble Shooting Script) は、機能の拡張などにより内容が変更されることがあります。
    そのため毎回上記のダウンロード先から “TSS.zip” をダウンロードいただき使用してください。
    また、上記のダウンロード先にアクセスできない場合は、以下のサイトに記載されているダウンロード先からダウンロードして使用してください。
    https://learn.microsoft.com/en-us/troubleshoot/windows-client/windows-troubleshooters/introduction-to-troubleshootingscript-toolset-tss

  • 資料採取手順

    注意
    接続先で実施ください。

  1. 管理者として PowerShell を実行し、以下のコマンドより、スクリプトの実行を許可します。

    Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope Process
    
  2. “TSS.zip” を展開したパスに移動します。(例では C:\TSS)

    cd "C:\TSS"
    
  3. 以下のコマンドより、資料採取を実行します。

    .\TSS.ps1 -StartAutoLogger -Netsh -UEX_RDSsrv -UEX_RDSCore -UEX_RDSCommon -UEX_WVD -UEX_Auth -UEX_Logon -UEX_LSA -ADS_LSA -PRF_Shell -BasicLog
    
  4. 使用許諾の確認 (End User License Agreement) のメッセージが表示された場合は、ご一読いただき同意いただける場合は [Accept] をクリックします。

  5. 以下のメッセージが表示することを確認します。

       # 省略 #
    Processing below traces: 
       # このリストは例です。実際の実行結果と異なることがあります #
       - autosession\TSS_UEX_LogonTrace with 65 providers
       - autosession\TSS_UEX_LSATrace with 10 providers
       - autosession\TSS_ADS_LSATrace with 22 providers
       - autosession\TSS_PRF_ShellTrace with 128 providers
       - autosession\TSS_UEX_AuthTrace with 33 providers
       - autosession\TSS_UEX_RdsSrvTrace with 239 providers
       - autosession\TSS_UEX_RdsCommon with 58 providers
       - autosession\TSS_UEX_UEX_WVDTrace with 26 providers
       - Netsh(Packet capture)
       # 省略 #
       <日付> <時間> The trace will be started from next boot=Restart. (do not use 'Shutdown'). Run 'Restart-Computer' to take the change effect. 
       <日付> <時間> To stop datacollection after boot, run .\TSS.ps1 -Stop 
    
  6. 接続先のコンピューターを再起動し、ログオン遅延が発生するまで利用します。

  7. ログオン遅延が発生したら、速やかに管理者として PowerShell を実行し、以下のコマンドより、資料採取を停止します。

    Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope Process
    cd "C:\TSS"
    .\TSS.ps1 -Stop
    
  8. C:\MS_DATA に TSS_<コンピューター名><日付>-<時間>.zip が生成されるため、弊社のエンジニアから案内されたサイトにアップロードください。

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