基本情報の取得

目次

• 前提

  トリアージを行うことを目的としています。
  ご利用の Azure Virtual Desktop や接続元端末の環境情報について包括的に情報採取を行います。
  本情報採取実施以降、調査方針によっては、別途追加採取を依頼する可能性がございます。
  また、一部のログは、保存期間が 2 日間しかないログもあることから早期にログ採取を実施ください。

• 情報採取スクリプトファイルの取得について

  情報採取用ツールについては、後述の Windows PowerShell や手順内にリンクを記載しておりますが、取得リンクや、注意について記載をさせていただきます。 今回ご案内差し上げる手順では、Windows PowerShell のコマンド内に、情報採取ツール取得に必要な手順を含めております。もし、情報採取実施環境がインターネット アクセスが出来ない場合は、以下の URL より “TSS.zip” をダウンロードおよび展開いただき、対象端末へ配置します。

  ダウンロード先: https://aka.ms/getTSS
  ※ 2024年7月8日以降ツールの入手方法の変更が計画されています。該当 URL にアクセスできない場合、サポート リクエストを発行の上、担当エンジニアまでご連絡ください。
  ※ 採取対象環境がインターネット アクセス可能環境且つ、後述の Windows PowerShell コマンドでの入手可能な場合は、上記リンクから別途入手をいただく必要はございません。

  注意
  TSS (Trouble Shooting Script) は、機能の拡張などにより内容が変更されることがあります。
  そのため毎回上記のダウンロード先から “TSS.zip” をダウンロードいただき使用してください。
  また、上記のダウンロード先にアクセスできない場合は、以下のサイトに記載されているダウンロード先からダウンロードして使用してください。
  https://learn.microsoft.com/en-us/troubleshoot/windows-client/windows-troubleshooters/introduction-to-troubleshootingscript-toolset-tss

• 資料採取手順

  注意 資料採取中、接続元と接続先は再起動しないでください。

1. “TSS.zip” の準備をします。(例では C:\TSS)
   ※ 接続元と接続先の両方で実施
   1.1 “TSS.zip” の最新版をダウンロード～展開をコマンドで実行する場合の手順
   1.1.1 管理者として PowerShell を実行し、以下のコマンドより、“TSS.zip” の最新版をダウンロードし、展開します。

   md C:\TSS
   Set-ExecutionPolicy -scope Process -ExecutionPolicy RemoteSigned -Force
   [Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [Net.SecurityProtocolType]::Tls12
   Start-BitsTransfer https://aka.ms/getTSS -Destination C:\TSS\TSS.zip
   Expand-Archive -LiteralPath C:\TSS\TSS.zip -DestinationPath C:\TSS -force
   cd C:\TSS
   

   1.2 “TSS.zip” の最新版を事前にダウンロードした場合の手順
   1.2.1 管理者として PowerShell を実行し、以下のコマンドより、スクリプトの実行を許可します。

   Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope Process
   

   1.2.2. “TSS.zip” の展開後、展開したパスに移動します。

    cd "C:\TSS"
   

2. 以下のコマンドにより、ログを収集します。

   .\TSS.ps1 -CollectLog UEX_AVDCore, UEX_AVDProfiles, UEX_AVDDiag -BasicLog
   

   ※ 接続元と接続先の両方で実施

3. 使用許諾の確認 (End User License Agreement) のメッセージが表示された場合は、ご一読いただき同意いただける場合は [Accept] をクリックし、画面キャプチャーの取得に関する警告メッセージが表示されたら、[Y] を入力します。
   ※ 接続元と接続先の両方で実施

4. C:\MS_DATA に TSS_<コンピューター名><日付>-<時間>.zip が生成されるため、弊社のエンジニアから案内されたサイトにアップロードください。
   ※ 接続元と接続先の両方で実施

• 情報採取ツール TSS に関してよく寄せられる質問

  情報採取を行うツール TSS に関する一般的なご質問を以下のページにお纏めしています。必要に応じてご参照ください。

  • TSS に関するご質問
    https://jpwinsup.github.io/mslog/faq/faq/general/

  • TSS 実行時のエラー関するご質問
    https://jpwinsup.github.io/mslog/faq/faq/error/

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